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【abc the 22nd】正解すると連答権が消える連答ルール

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 2024年開催予定の「abc the 22nd」にてルール改定が発表されました。 https://abc-dive.com/portal/index.php/players/abc-rule --ここから-- ②2nd Round: 連答つき5○2×クイズのルールが一部変更となります。 (旧)「連答権」は、自身の誤答もしくは他人の正解で喪失する。他人の誤答や、問題がスルー(誰も解答権を得ずに問題が終了する)になった場合は維持される。 (新)「連答権」は、 「連答権」を所持した状態で正解した場合 、自身が誤答した場合、他人が正解した場合に解消する。他人が誤答した場合や、問題がスルー(誰も解答権を得ずに問題が終了する)になった場合は維持される。 --ここまで-- つまり、(他人の誤答やスルーを無視して)連答したときの点数の入り方は以下の通りとなります。 旧:+1(連答権獲得)→+2(連答権持続)→+2(連答権持続)→+2・・・ 新:+1(連答権獲得)→+2(連答権消失)→+1(連答権消失)→+2(連答権再獲得)・・・ このルールに対応したExcelは こちら です。 以下の画像を参考にダウンロードしてみてください。 実装方法としては、「 連答機能をつける(等速ver.) 」で作成したExcelの「連答状態記録テーブル」内の数式を少し変えるだけです。 旧:=IF( D7="x" ,0,IF(OR($L7<>"",COUNTIF($D7:$K7,"x")>=1),N6,D7)) 新:=IF( OR(D7="x",AND(N6=1,D7=1)) ,0,IF(OR($L7<>"",COUNTIF($D7:$K7,"x")>=1),N6,D7)) ※N7セル(=1枠1問目)の場合 最初の判定が、旧版では「自分がこの問題で誤答だったら、連答状態をOFFにする」でしたが、新版では「自分が誤答、もしくは「自分が"1問前の問題で連答状態だった"かつ"この問題で正解した"」だったら、連答状態をOFFにする」としております。

完成品Excelのダウンロードリンクについて

Googleのセキュリティポリシーの更新により、2021年9月頃よりGoogleドライブのファイル共有URLが更新されました。 それに合わせ、当ブログの記事上で掲載した完成品ExcelファイルへのリンクURLを更新いたしました。 しかし、当ブログの管理人のメールアドレスには、現在でもしばしば以下のようなGoogleドライブの共有リクエストメールが送られてきます。 (送信者)さんが古いリンクを使用してファイルへのアクセスをリクエストしていますが、セキュリティ アップデートによってリンクが無効になっています。ファイルを直接共有するか、共有設定で新しいリンクをコピーして送信してください。 他サイトのリンクや刊行済み文書のリンクからExcelファイルをダウンロードする際は、改めて当ブログに掲載のリンクからダウンロードしてください。

abc the 20thで「Freeze 10」採用

abc the20thのルールを公開いたしました。 このたび、3rd Roundコースの新設をはじめとした大きな変更を行いました。詳細は以下のページをご覧ください。 https://t.co/MdmUOqY1pv — abc/EQIDEN公式アカウント (@abc_dive) August 1, 2021 学生短文基本問題日本一決定戦「abc the 20th」の3rd Roundにて、10○10×に代わり新ルール「Freeze 10」が採用されることになりました。 ルールは、「10問正解で勝ち抜け、N回目の誤答でN回休み」というルールです。 こちらの得点表示の作り方は以下の記事で紹介済みですので、ご参照ください。 「m○n休クイズ(加速型)」の得点表示の作り方 https://excelscoredisplay.blogspot.com/2017/07/mn_11.html

勝ち抜け時に順位を表示する

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これまで紹介してきた得点表示では、勝ち抜けたプレイヤーの得点表示部が「WIN」と変わるように作られていました。 その部分が代わりに、抜けた順に「1st」「2nd」…と表示されるようになっている大会も一部存在します。 本記事では、そのような表示のさせかたを紹介します。 ここでは、「 【参加者管理⑤】各Rの勝者を集計する 」で作った「勝者記録テーブル」を利用します。 そのため、その記事の手順まで作ったものの続きから作っていきます。 完成品は こちら からダウンロード可能です。 【作り方】 ①1st、2nd…のリストを作る 勝ち抜け時に表示するための「1st」「2nd」…といった英語の序数のリストを、離れた場所に書いておきます。 リストを設けるスペースの先頭にあたるセルに「1st」と書いてからオートフィルすれば、一気に続きを入力することができます。 何個書けばいいかですが、そのラウンドの勝ち抜け人数に応じて用意して下さい。実用上10個弱あれば十分でしょう。 ②得点表示部の数式を修正する 各プレイヤーの名前の下にある得点を表示する部分(ここではD5~O5)の数式を、以下のように修正します。 D5セルを以下の通りに修正しO5セルまでオートフィルすればOKです。 修正前(D5セルの場合) =IF(SUM(D8:D57)+V$7>=$V$5, "WIN" ,IF(COUNTIF(D8:D57,"x")>=$W$5,"LOSE",SUM(D8:D57)+V$7)) 修正後(D5セルの場合) =IF(SUM(D8:D57)+V$7>=$V$5, INDEX($Z$4:$AF$4,INDEX($S$8:$S$52,MATCH(D$2,$T$8:$T$52,0))) ,IF(COUNTIF(D8:D57,"x")>=$W$5,"LOSE",SUM(D8:D57)+V$7)) 書き換えるのは、「もし勝ち抜けたらどうするか」の部分です。 修正前は単に「WIN」と表示させるだけでした。修正後はどうでしょうか。書き換えた部分だけを取り出してみます。

垂直スクロールバーを非表示にする

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企画者によっては、クイズ中に、プレイヤーに現在の出題数を知られたくないといういう場合があると思います。 しかし、Excelの場合、画面上に数字でズバリ出題数を表示しなくても、画面右のスクロールバーの位置で、大まかな出題数がわかってしまいます。 Excelでは、スクロールバーを非表示にする設定もできますので、今回はそのやり方を紹介します。 【設定の仕方】 ①「ファイル」タブからオプションを開く 画面上部のタブのうち最も左の「ファイル」タブを選択し、その中から「オプション」を開きます。 ②オプションから「詳細設計」を選び、スクロールバーを非表示にする 詳細設計のメニューのうち「次のブックで作業する時の表示設定」の中に、スクロールバーに関するチェックボックスがあります。 今回は、縦方向にスクロールするバーを非表示にしたいので、「垂直スクロールバーを表示する」のチェックをOFFにします。

「Reach for the Stars」の得点表示

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【2019年1月13日に追記した点については赤文字で表記しています】 ※完成品はDL可能ですが、作り方は現在準備中です。 今年8月に開催される「STU XX」で新たに導入された、SemiFinalのルールの得点表示の作り方を説明します。 ルールは以下の通りです。 ・3セット制の早押しクイズ。各セットの制限時間はそれぞれ12分、10分、8分。 ・各セット、全員「0☆, 0pt.」の状態でスタートする。 ・正解で「☆」を1つ獲得。 ・☆を3つ獲得したプレイヤーが1人発生した時点で、各プレイヤーの得た☆はポイントに交換される。交換レートは以下の通り。  1☆…1pt. / 2☆…2pts. / 3☆…4pts. ・ 6pts.以上を持った状態で☆を3つ集めれば勝ち抜けとなり、そのセットは終了する。 ・誤答は、第1セット…+1×&4回休み / 第2セット…+1×&3回休み / 第3セット…+1×&2回休み。  休み状態はセットをまたがず、セット終了に伴い解除される。 ・3×でそのセットのみ解答権剥奪となる。 ・制限時間によりセット終了となった時点でまだ誰も勝ち抜けていなかった場合、各プレイヤーが持っていた☆を先述のレートに従ってポイントに交換し、ポイントの最も高いプレイヤーが勝ち抜けとなる。同点の場合は1○1×のサドンデスを行う。 「3☆1人抜け」の短期戦が何度も何度も繰り返される形式です。 ポイントを稼ぐだけならば3☆を取る必要はありませんが、勝ち抜けるには、どうしても最後に1回「3☆1抜け」を成功させなければなりません。 それでは、 「m○n休クイズ(固定型)」の得点表示の作り方 の続きから作っていきます。 完成品は こちら です。 「STU XXI」において、以下のルール変更が行われました。 ・セット終了時、ポイント最下位の者は失格となる。 ・勝ち抜け条件:6pts.持った状態で3★獲得→(第1セット:6pts.、第2セット以降:セット開始時の最高得点+6)pts.持った状態で3★獲得 こちらのルールのものも作成いたしました。 さらに、解答者が9枠、シートが3セット分あるので、本番と同じようにプレイすることができます。 完成品は こちら です。 【使い方】 通

Excel得点表示道のサイトをつくりました

https://sites.google.com/view/excelscoredisplay 当ブログの過去の記事をまとめたサイトを作ってみました。 使用したのは「Google Sites」です。 まだ始めたばかりなので、質素な作りとなっていますが、それでも、これまで以上に得点表示Excelの作り方が参照しやすくなったかと思います。